デザイナーやエンジニアのように個人のスキルで仕事ができる人の職場ではフレックスタイムを導入していることがよくあります。自分が働きたい時間帯に働けるコアタイムがない待遇を与えている職場もあり、自分の能力を発揮できていれば十分とされているでしょう。そのような自由の多い職場から転職をして新しい職場に行くと、フレキシブルタイムをあまり自由に活用できないのに驚く場合があります。
個人で生み出せる製品では十分に市場を開拓して利益を上げていけない状況になっている業界が多く、チームでの仕事をするのが基本になっている現場が増えてきているからです。個人が好きな時間に働くよりも、チームで集まって働いた方が効率が良いという考え方が浸透している現場も多くなっています。フレックスタイムが敷かれていてもコアタイムが長かったり、実質的には機能していなかったりする場合もあるのです。チームで働くとなるとフレキシブルタイムを使いたくても使いづらくなるのは必然でしょう。特に自由が大きかった職場から転職すると現場の違いに圧倒されることも珍しくありません。
現状としてチームで働く現場が多くなっているのは理解しておくのが大切です。特に進展の進むデザインや情報技術などの業界ではスキルのある専門家が共同して仕事を行うことで新規性を生み出す傾向が強まっています。フレックスタイムを自由に利用できるかどうかは現場で個人とチームのどちらが重視されているかに依存するのです。